2015年5月のご挨拶

こんにちは!5月になっていきなり温かく、いや暑くなりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?まず、40歳になって最初の4月の更新を早速スキップしてしまったうえに、もう5月も残すところあと数日・・・。ということは2015年も折り返しまであとわずか。なんと月日が経つのは早いのでしょう。ご無沙汰してしまった期間の報告をしたいとおもいます。

まずは、3月末の化学オーケストラの本番(もうずいぶん昔のような感覚ですが)、敬愛するベートーヴェンの交響曲第1番、大好きなJ.シュトラウスの「南国のバラ」、「トリッチ、トラッチ・ポルカ」という贅沢なプログラムで、とても幸せな時間を頂きました。日本各地から集まって演奏する団体で、完全に全員揃うのは本番だけという厳しい条件の中ですが、皆さんの日頃の熱心な練習と、本番の集中力がしっかり実を結んだ本番になったと思います。

 4月は大阪での2度目の春ということで、去年行った「造幣局の桜の通り抜け」を越える花見をしたいと思い、吉野の千本桜に行ってきました。事前に本やインターネットで調べたら、道も舗装されていて車椅子でも楽にお花見ができるということだったので、なんとかなるさ・・と心積もりもなしに行きました。私が行った時は中千本が満開を迎えて数日経った日でした。吉野駅前から山上まで行くロープウェイは日本最古というだけあって、車椅子への対応が全くなく、地図上で見て徒歩で登ろうかと思っていた七曲坂は舗装も微妙な上にものすごい傾斜で、やむなくバスに乗って中腹まで一気に上がって下りながら桜を楽しむことにしました。しかし、私は山を甘く見ておりました・・・。下山しながらなら、登るよりずっと楽にお花見できると思っていたのですが、下るにしても想像を超える傾斜、しかも永遠と続くかのような道。自動車は通るし、たくさんの花見客。中千本から駅に戻る頃にはサポートしてくれた相方共々、へとへとになってしまいました。それでも、大阪に住んだからこそ、サポートがあるからこそ見ることができた吉野の桜。西行法師の昔から、日本一の桜の名所というだけあって、山ごと桜色に染まる景色は圧倒的でした。



この春は、趣味であるバードウォッチングも楽しむことができました。日野や立川から大阪市内に引っ越してきた当初は街中で見かける鳥が少ないと嘆いていたのに、今や大阪城公園に訪れる野鳥の種類の多さにはただただ驚くばかりです。3月のヒレンジャクに続き、4月にはオオルリ、キビタキ、コルリ、今月に入ってからサンコウチョウ!と中学生の時に図鑑で見て憧れていた鳥に次々と出会うことができました。5月末からは火の鳥とも言われる赤い鳥、アカショウビンも来ることがあるそうです。ほんとに奇跡のような都市公園だと思います。



今年は10月にコンサートを振らせていただく予定です。詳細が決定し次第、皆様にご案内させていただきます。