2月とは思えぬほど暖かいが続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ウィンタースポーツや暖房業界の方は、もしかしたら今年の冬は残念な年になってしまったかもしれませんが、車椅子利用者にとってこれほど暖かい、「雪」がない冬はありがたいものです。(東京では2度ほど積雪があったようですが、幸いその日は大阪におりました。)早いもので大阪市内に引っ越しして以来3年ほど経ちますが、地図上積雪の多い日本海側から距離はそれほど離れていないのに、雪がちらつくことはあっても、積もって外出が辛いことは一度もありません。本当に助かります。
まずは、もう今週末に迫っているMFL管弦楽団のコンサートのご案内です。過去には東日本大震災の直後で中止になったり、歴史的な大雪のために開催も危ぶまれるなど様々なことがあったMFL管弦楽団の冬の定期演奏会ですが、今年は天気予報によれば、今のところ天候にも恵まれそうです!。今回はハイドンの交響曲第104番「ロンドン」とメンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」というふたりの作曲家の最後の交響曲を取り上げます。77歳と当時としては長生きをされた大器晩成型のハイドンと、38歳という若さでこの世を去った早熟の天才メンデルスゾーン。二人の音楽家の人生と魅力が凝縮された2曲をお楽しみいただければ幸いです。(当日、演奏開始前にいつものように聴き所をご紹介させていただきます。)皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
http://www.concertport.com/artist/concert-data/id/30/http://cpf.concertport.com/flyer/
今月も野鳥のお話をしたいと思うのですが、日本で一番大きな鳥と小さな鳥ってご存知ですか?その両方の鳥と初めて出逢うことができました。日本で一番大きな鳥はオオワシといいます。羽を広げると大きいもので2m50cmにもなります。街中でよく見られるハシブトガラスが羽を広げて1mですから2.5倍にもなります。中学生の頃野鳥図鑑で写真を見てその迫力に憧れていたのですが、主な越冬地は北海道なので、雪の苦手な自分には縁のない鳥だと思っていました。ところが、毎年琵琶湖湖北に1羽、越冬しているオオワシがいることを知り、大阪市内から2時間、レンタサイクルに引かれて(!?)30分、琵琶湖湖畔の山本山で、念願かない観察することができました。
堂々とした姿にほれぼれとします。ちなみに体重はどれくらいだと思われますか?大きな体の割に5~6kgほどです。それでも飛ぶには相当のエネルギーを使うため、1回1回の狩りも命がけなんだそうです。その日は私は飛ぶ雄姿を観察することはできませんでした。
日本一小さい鳥はキクイタダキという鳥で、大阪近郊の公園で初めて観察することができました。全長10cm、羽を広げても15cm、体重3~5gと5円玉や100円玉1枚分の重さほどの鳥です。スズメが全長14.5cm、体重22gですからいかに小さいかお分かりいただけるかと思います。小さいため外敵も多く、一瞬たりともじっとすることがなく、写真に収めるのも一苦労です。
どこにいるかお分かりになりますか?(笑)
大きい鳥も小さい鳥もそれぞれ一つの命、厳しい環境の中、懸命に生きている姿に自分も励まされる思いがします。